キッチンリフォームを考えているものの、
「費用がどれくらいかかるのか全くイメージできない…」
という不安を抱えていませんか?
インターネットで
「キッチン 費用相場」と検索しても、
「50~80万円」「80~120万円」「100~160万円」など金額がバラバラで、結局どれくらいが正しいの? と迷ってしまう方も多いはずです。
キッチンリフォームの費用相場は、どのグレードの商品を選ぶかによって大きく変わります。
一般的なグレードであれば、キッチン本体の取り替えは約80~120万円が目安。
一方で、高級グレードを選ぶと 200万円以上になるケースもあります。
実は、
「商品が高額になっても、基本的な工事内容(職人作業)はほとんど変わらない」
という事実は、あまり知られていません。
この記事では、キッチンリフォームの疑問や不安を解消するために、リフォームのプロの視点で以下のポイントをわかりやすく解説します。
この記事を読んでもらえれば、
あなたの希望や予算に合った「最適なキッチンリフォーム」を実現することができます。
1.キッチンリフォーム費用の内訳
キッチンリフォームの費用は、大きく分けて「商品代」と「工事費用」です。
- 商品代:選ぶキッチンのグレードやオプションによって自由に調整できる。
- 工事費用:各職人の作業費用であり、基本的に内容を削ることはできない。
そのため、まずは工事費用のおおよその相場を把握し、その上で商品グレードやオプションを選ぶのがおすすめです。
この順番で検討することで、
無理なく予算内で計画でき、「気付いたら予算オーバー…」という失敗を防ぐことができます。
2.キッチン本体の販売価格はどうやって決まる?

キッチンリフォームの工事金額を把握する前に、知っておきたいのは、
メーカーの定価(カタログ価格)は実際の販売価格(見積金額)ではないということです。
カタログに記載されている価格は、
あくまで「定価」であり、実際の販売価格はリフォーム業者が独自に設定しています。
💡販売価格の仕組み
キッチンの販売価格(商品代)=仕入れ金額 + 会社の利益
よくチラシで
「キッチン50%OFF!」
と書かれているのは、例えば定価100万円の商品を50万円で提供するという意味です。
しかし、同じキッチンでも「50%OFF」の業者もいれば、「20%OFF」の業者もいます。さらに安い「60%OFF」なんて業者もいるので複数の業者で比較することが重要です。
🔍リフォーム業者によって販売価格に差が出る理由
⇒業者によって
「得意なメーカー」・「そうではないメーカー」があるからです。
- よく扱うメーカーの商品
→ 割引率が高い - あまり取り扱わないメーカー
→ 仕入れ額が高く、値引きも小さい
📌賢く見積もりの取るコツ
見積もりを依頼する前に、例えばこのように確認するのがおすすめです。
「◯◯メーカーの△△という商品を検討していますが、何割引きできますか?」
と聞くことで
複数のリフォーム会社の見積もりを比較するなら【リショップナビ】がおすすめ3.キッチンの工事費(施工費)について

「工事費用」は、各職人の作業にかかる費用であり、基本的に内容を削ることはできませんので、工事内容とその費用目安を把握しておくことでキッチンの費用相場(予算)を把握しやすくなります。
キッチン取り替えの費用相場は、30万円~40万円程度です。
(I型・幅255㎝の壁付けのキッチンを取り替える場合の目安)
次から具体的な工事内容を詳しく説明します。
◆解体・撤去費
現状のキッチンを解体、解体した廃材をトラックで運んで撤去処分する費用。
周辺の壁がタイルの場合は、解体せずに上からキッチンパネルを張るケースもあるので、どこまで解体するのかを事前に確認するのがおすすめ。
【解体職人または大工による作業】
費用相場:8万円~12万円
◆大工工事(下地造作)
解体した後、キッチンの吊戸棚やレンジフードを取り付けるための下地を補強したり、取り替えて綺麗にする作業。
【大工による作業】
費用相場:5万円~8万円
◆設備・配管工事費(水道・ガス)
古いキッチンと新しいキッチンの水(給水)・お湯(給湯)・排水の配管の位置が違うので、配管位置の変更・一部配管の取り替え作業。
【設備職人による作業】
費用相場:6万円~8万円
◆電気工事
キッチンの吊戸元灯の配線・接続作業。
食洗機やIHクッキングヒーターがある場合は新たに分電盤から専用の配線が必要。
【電気職人による作業】
費用相場:2~3万円
(食洗機の専用配線:+3~4万円、IHの専用配線:+4~5万円)
◆ガス工事
ガスコンロの場合、ガス配管の位置を変更する作業。
【供給のガス会社による作業】
費用相場:2万円程度
◆養生費・清掃費
養生(ようじょう)とは、工事を行わない場所に傷や汚れがつかないように保護したり、工事中の簡易的な清掃作業。
リフォーム工事では、玄関からキッチンまでの搬入・搬出経路や、キッチン周辺などに養生シートを敷いたり壁を保護したりします。
工事期間中はそのまま養生が施された状態で生活することになるため、「どこまで養生されるのか」を事前に確認しておくと安心です。
【現場監督や職人による作業】
費用相場:3万円~5万円
◆諸経費・現場管理費
<現場管理費>
リフォームは、大工・設備・電気・ガス・内装など複数の職人が関わります。現場の進捗を見ながら、各職人の手配・段取りする費用。
<諸経費>
リフォームが始まってからの交通費や事務手数料などの経費。
費用相場:工事費の5〜10%程度
以上がキッチンリフォームの一般的な工事内容と費用相場です。
3.キッチンリフォームの「工事費用」を抑えるコツ
工事費用の値引き交渉は、
「手抜き」や「欠陥工事」につながる可能性があるので、おすすめできません。

しかし、
不要な工事を省き「適切な工事内容を提案してもらう」ことで、工事費用を抑えることはできます。
🔍適切な工事内容を提案してもらうためのポイント
- 不要な工事をしない
実際に必要ない作業を省く - 目的に合った施工方法を選ぶ
使い勝手、現在の不満などを解決する工事内容かどうかをしっかり検討する
費用の直接的な値引きではなく、
👉 「必要な部分だけに絞った最適な提案」を選ぶことが、結果的に費用を抑えることへつながります。
そのためには、
1社だけで判断せず、複数業者から見積もりを取り、工事内容を比較することが重要です。
4.キッチンリフォーム後の後悔ポイント(実例付き)

リフォーム後の満足度を大きく左右するのが、「日常で使ってみた時のリアルな使い勝手」です。
いざリフォームが終わってみると、
「こんなはずでは…」と後悔してしまう人は少なくありません。
【リフォーム後の後悔した実例】
- 「ミキサーや電子ケトルを使うのに延長コードが必要になりました…」
工事前に“どこで何を使うか”を想定して位置を決めておくことが重要。 - 「思ったより収納が足りず、結局カウンターなどに物があふれてしまった…」
今使っている物をどこに収納するのかをしっかり検討する。 - 「キッチンが新しくなったから、床や周辺の壁の汚れや痛みが気になるように…」
予算にもよるが、床や内装リフォームも合わせて検討するのがおすすめ。
せっかくのキッチンリフォームで後悔しないためにも以下を確認しておく良いでしょう!
Topix:キッチンリフォームの注意点
一般的なキッチンリフォームの工事期間中は、
およそ1〜2日間キッチンが使用できません。
そのため、工事中は料理ができませんので、事前に食事の準備方法を考えておくことが大切です。
例えば、外食やテイクアウト、電子レンジや電気ケトルを利用した簡易的な調理、紙皿などの活用もおすすめです。
特に小さな子どもがいる場合は、工事期間中の生活を想定して早めに対策しておくことが重要です。
5.まとめ|費用を抑えて快適なキッチンを実現するコツ
キッチンリフォームで費用を抑えつつ、満足度の高い仕上がりにするためには、まず削ることができない「工事費用」を把握し、予算に合わせてキッチンのグレードやオプション・使い勝手に合ったキッチン(商品)を選ぶことが大切です。
さらに、業者によって得意とするメーカーや工事の提案が異なるため、複数社から見積もりを取り、費用や工事内容を比較することで、コストを抑えつつ最適なプランを選びやすくなります。
特に抑えておきたいポイントは以下の3つです。
- 工事費用の相場を把握し、グレードやオプションを予算に合わせて調整する
- 事前に生活動線や使い勝手をシミュレーションする
- 複数業者から見積もりを取り、金額・工事内容を比較する
正しい知識を持って検討すれば、無駄な費用をかけずに、使いやすく快適なキッチンは実現できます。
理想のキッチンで毎日の料理がもっと楽しくなるように、じっくり検討してみてください。

