外壁塗装で失敗しないための7つのチェックポイント|費用相場・業者選びを徹底解説

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【結論】
外壁塗装で失敗しない方法は、「業者選び」に成功すること!

外壁塗装は、業者選びを失敗すると
「高額請求」「手抜き工事」「保証トラブル」などの被害に巻き込まれる可能性があります。

外壁塗装にムラがある…
外壁塗装工事後、剥がれ、ひび割れ、ふくれなど不具合が発生
工事後1年弱で塗料が剥がれてきた…

実際に、住宅リフォーム・紛争処理支援センター(国土交通大臣指定)に寄せられた相談内容です。

業者選びに失敗しないためには、

・費用相場を知る
・工事前に確認すべきポイントを知る
・必ず複数社を比較して業者を選ぶ

この記事では

  • よくある後悔・失敗例
  • 外壁塗装の費用相場
  • 「業者選び」の7つのチェックポイント

を初心者の方にも分かりやすく解説し、外壁塗装を成功させるためのヒントをお伝えします。

ひとまず、
「外壁塗装がいくらかかるのか知りたい」「複数の業者の見積りを比べたい」という方は、無料で見積もりを比較できるサービスを先に確認しておくのもおすすめです。

外壁塗装の相場チェック【ヌリカエ】


1.外壁塗装でよくある後悔・失敗例

私が20年以上にわたってリフォーム業界に携わる中で、実際にお客様から寄せられた相談事例をもとに、いくつか具体例をご紹介します。

外壁塗装リフォームで失敗した夫婦の写真

◆相場を知らずに高額契約してしまった…

『外壁のヒビがあるので、早急に塗装が必要です』

近くで工事をしているという「訪問業者(飛び込み業者)」から、「外壁にヒビがあるので、早く工事しないと雨漏りの原因になりますよ」と言われました。

築25年で一度も塗装工事をしていなかったので、そろそろ塗装が必要だと思っていたところでした。すると、今なら足場代の30万円を無料にしてくるとの事だったので、185万円で契約してしまった…。

▶知っておきたかった「費用相場」

このお客様の家は「建坪32坪」だったので、費用相場は、足場代込みで100万円程度です。
(足場代:15万円程度が目安)

また、外壁のヒビはヘアクラック(髪の毛程度のヒビ)で緊急性はありませんでした。
つまり、ぼったくりの悪徳業者です。

契約後「金額が高いような…」と相談があったので、契約解除(クーリングオフ)と、他の塗装会社も含めて点検・見積もりをおすすめしました。

結果、他の塗装会社で108万円で工事をされたそうです。
費用相場を把握していれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

外壁塗装の相場チェック【ヌリカエ】

◆安さだけで選んだら追加費用が発生…

『今日、契約してもらえるなら特別に安くします』

複数の塗装業者に見積もりを取る予定でしたが、1社目の業者が相場より2割安くしてくれたので、他には相談せず契約しました。

工事が始まると「外壁を塗装する前に補修が必要だった」と高額の追加費用を請求された。足場をかけて工事を始めていたので、払わざるを得なかった…。

その後も「雨どいが破損している」「屋根が割れている」と追加費用が発生して、結果的に、相場より高くなってしまった…

確かに、見積もりに該当する工事内容が含まれていなかったようで、仕方なく支払ったとの事でした。

▶知っておきたかった「工事内容」と「適切な工事」

上記の内容はいずれも、現場調査を丁寧に行っていれば、見積もりの段階で「必要な工事」と判断できたものばかりです。

点検が不十分で見落としたのか、あるいは安く見せて「契約」を取ろうとしたのかは分かりませんが、いずれにしても誠実な対応とは言えない塗装会社です。

外壁塗装を金額だけで判断して業者を選んでしまうと、本来必要な工事が見積もりに含まれず、あとから追加費用が発生したり、「適切な工事」が行われないまま手抜き工事につながる恐れがあります。

こうした失敗を防ぐために重要なのが、複数の会社に見積もりを依頼し、工事内容を比較することです。
比較することで、本当に必要な工事内容が見えてきます。

「安くしてくれるから」「何となく信頼できそうだから」といった理由だけで、1社だけで決めてしまうのは非常に危険です。

◆保証期間内なのに、不具合に対応してもらえない…

「保証期間内ですが、保証できません」

相場より少し高い塗装業者でしたが、「工事保証15年」に安心感があったので契約しました。工事後、1年で屋根の一部に剥がれが発生。

保証期間内なので、安心して工事業者に相談したら「屋根の下地の劣化が原因なので、保証対象外です。」との説明でした。保証は15年間なのに…。

▶知っておきたかった「工事保証のカラクリ」

実は、保証期間内に不具合が生じても、補修等の対応をしてもらえないケースがあります。

なぜなら工事の保証書に、
「免責事項」や「保証適用外」と記載されているケースがあるからです。

(記載例)

下地に起因する場合は、「保証対象外」となります。

この記載があると、
「下地が悪い」という理由で、保証対応から逃げられる可能性があります。


外壁塗装のトラブルは、「費用相場」「工事内容」「保証」といった基本を事前に確認することで、防げるケースがほとんどです。

まずは、
「自宅の外壁塗装はいくらくらいかかるのか」を知るところから始めてみてみませんか?

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2.外壁塗装の費用相場はいくら?

外壁塗装の費用は、「建物の大きさ」や「使用する塗料」、「下地補修の有無」などによって変動します。
そのため、ここではあくまで一般的な費用相場(目安)をご紹介します。

費用相場(目安)

外壁塗装:100~120万円

(建坪30/サイディング/足場込)

屋根塗装:20~30万円

(建坪30/コロニアル/足場別)

※あくまで目安で、建物状況や塗料などにより異なります。

外壁塗装の相場チェック【ヌリカエ】

費用が変わる主な要因

  • 塗料の種類(アクリル・ウレタン・シリコン・ラジカル・フッ素など)
  • 足場代
  • 下地補修の有無と範囲
  • 建物の劣化状況(建物の状態)
  • 外壁の素材(サイディング・モルタルなど)
  • 屋根の素材(コロニアル・瓦など)

特に、建物の劣化状況や屋根・外壁の素材によって必要な工事内容が変わるため、工事費用には大きな差が出ます。

「安すぎる見積もり」が危険な理由

冒頭の相談のように、
相場より極端に安い見積もりは、追加費用や手抜き工事のリスクがあります。

特に次のような業者には要注意です。

・お客様だけ特別に…
・足場代を無料にするので…
・今日、契約していただければ〇〇万円サービス
・モニターキャンペーン中なので…


3.信頼できる塗装会社を見極める「7つのチェックポイント」

ここからは、特に重要なポイントです。
まず大前提として、訪問営業(飛び込み営業)の業者への依頼は避けましょう。

そのうえで、外壁塗装で失敗しないために、必ず確認しておきたい「7つのチェックポイント」を解説します。

業者の良し悪しを見分ける簡単な質問もあるので、ぜひ最後まで読んでください。

① 現場調査を丁寧に実施しているか

外壁塗装は、建物の劣化状況によって必要な補修内容や工事方法が大きく変わります。
そのため、最初の現場調査で外壁や屋根の状態をしっかり確認し、建物に合った工事内容を提案してもらうことが重要です。

家全体を細部までチェックする場合、
少なくとも30分〜1時間程度の調査時間は必要になります。

調査時間が極端に短い業者は、劣化の見落としが起こりやすく、結果として不十分な工事提案や、後から追加費用を請求されるリスクが高くなるため注意しましょう。

② 見積もりの内訳が細かく書かれているか

見積書は、工事項目ごとに分かれていて、内容が分かりやすく記載されているかを必ず確認しましょう。

特に、施工面積・使用する塗料の種類・塗り回数・耐用年数などが明確に書かれているかが重要なポイントです。

一方で、
「外壁塗装 一式 120万円」
といったように、工事内容が分からない見積もりを出す業者は要注意です。

工事内容・項目が明確ではない見積もりの場合は、
「その工事は見積もりに含まれていません」と後から言い訳ができてしまうため、追加費用などのトラブルにつながりやすくなります。

③ 相場とかけ離れた金額ではないか

あらかじめ外壁塗装の費用相場を把握しておくことで、極端に高い「ぼったくり業者」や、安さだけを売りにした「手抜き業者」から、大切な住まいを守ることができます。

ただし、費用相場はあくまで目安です。
建物の劣化状況や外壁・屋根の素材、使用する塗料によって、金額は大きく変わることもあります。

そのため、見積もり金額が相場とかけ離れている場合は、

「相場で〇〇万円ぐらいと聞いてましたが、うちは他の家と何が違うのでしょうか?」

と、金額差の根拠を具体的に確認しましょう。

その差額について、
工事内容や材料、建物の状態などを踏まえて納得できる説明がある業者は信頼できると言えます。

一方で、
「だいたいこのくらいです」「そんなものです」といった曖昧な説明しかない場合は、注意が必要です。

なお、1社だけでは相場や見積もり内容の良し悪しを判断するのは難しいため、複数社から見積もりを取ることをおすすめします。3社程度が比較しやすく、判断もしやすいでしょう。

外壁塗装の相場チェック【ヌリカエ】

④ 下地補修の内容が含まれているか

外壁塗装は、下地処理(下地補修)の良し悪しが仕上がりや耐久性を大きく左右します。

下地処理が不十分、または行われていないと、施工後に塗装の「膨れ」や「剥がれ」といった不具合が起こりやすくなります。

下地処理とは、
簡単に言えば塗料と外壁をしっかり密着させるための重要な工程です。

そのため、見積書に下地処理(下地補修)の内容が具体的に含まれているかを必ず確認しましょう。

しかし、どのような下地補修が必要かは、一般の方には判断が難しいですし、中には、下地処理の重要性を十分に理解していない業者もいます。

そこで、次のように質問してみましょう。

「下地処理が重要だと聞きましたが、うちの場合、どのような下地処理が必要ですか?」

この質問に対して、
下地処理の役割を説明したうえで、「建物の状態に応じた具体的な処理方法」や「補修内容」を説明できる業者は信頼できると言えます。

一方で、
「任せてもらえれば大丈夫です」といった根拠のない曖昧な説明しかない場合は注意が必要です。

なお、1社だけでは工事内容の妥当性を判断しにくいため、複数社から見積もりを取り、内容を比較することをおすすめします。

⑤ 保証内容・アフター対応が明確か

外壁塗装では、保証の有無や年数だけで依頼先を判断してしまう方も少なくありません。

しかし、本当に重要なのは「何年保証してくれるか」ではなく、「どのような保証をしてくれるか」ということです。

実際に、保証期間が15年と長く設定されていても、いざ不具合が起きた際に十分な対応をしてもらえないケースもあります。(参考:冒頭のご相談)

そのため、見積もりを提出してもらう段階で、「保証書」のサンプルを見せてもらうことをおすすめします。

特に「免責事項」や「保証対象外」が記載されている場合、不具合が起きても「保証できないケースがありますよ」という意味なので、しっかりと確認しましょう。

より確実に確認する方法は、
どのような不具合が保証対象になるのか、逆にどのようなケースが保証対象外になるのかを、事前に具体的に確認しておきましょう。

⑥施工実績は豊富か

外壁塗装は、施工実績が豊富な塗装会社を選ぶことが成功につながります。

そのため、見積もりを依頼する前に、まずはその会社のホームページで「施工実績」を確認しましょう。
「施工事例」が数多く掲載されていれば、それだけ経験を積んでいる会社だと判断できます。

あわせてチェックしたいのが、
「Googleマップのクチコミ評価」や「リフォーム会社の紹介サイト」です。

実際に工事を依頼した人の「リアル」な評価を確認できるため、会社の対応や施工後の満足度が見えてきます。

自社ホームページに掲載されている「お客様の声」は、良い評価のみが掲載されているケースも多いため、それだけで業者の良し悪しを判断するのはおすすめできません。

一方、Googleマップや紹介サイトのクチコミは、当事者や第三者が管理・掲載しているため、より信ぴょう性が高い情報と言えるでしょう。

見積もりを依頼する前に、これらのクチコミをチェックするのもおすすめです。

(参考)リフォーム会社紹介サイト「リショップナビ」はコチラ

>>>(参考)リフォーム紹介サイトのメリット・デメリットとは?

⑦ 1社だけで決めず、比較しているか

これが最大の失敗回避ポイントです。

「③ 相場とかけ離れた金額ではないか」と「④ 下地補修の内容が含まれているか」でもお伝えしたように、1社だけでは相場や見積もり内容の良し悪しを判断するのは難しいため、複数社から見積もりを取って比較して決めることをおすすめします。


4.まとめ|塗装会社選びで失敗しないコツ

外壁塗装で後悔しないためには、事前の確認と業者選びが何より重要です。

特に、「安さ」や「営業トーク」に騙されてしまうと、思わぬトラブルにつながることも少なくありません。

最後に、
「信頼できる塗装会社」を見極める際に押さえておきたいポイントを整理しておきましょう。

<外壁塗装で失敗しないためのチェックポイント>

  • 訪問業者(飛び込み業者)と契約しない
  • 建物の状態に合った「適切な工事内容」を把握する
  • 見積もりの内訳が明確で、下地補修などが含まれているかチェックする
  • 相場とかけ離れた金額になっていないか確認する
  • 保証年数ではなく、保証内容をチェックする
  • 施工実績やクチコミ評価を事前に確認する
  • 1社だけで決めず、複数社を比較して判断する

これらのポイントを意識することで、
適正な価格で、必要な工事をきちんと行ってくれる業者を見極めやすくなります。

大切な住まいを長く守るためにも、焦らず、納得できる塗装会社を選びましょう。


5.外壁塗装でよくある質問

FAQ画像
Q
外壁塗装で見積もりは何社くらい取るべき?
A

3社程度がおすすめです。

Q
保証年数と耐用年数の違いは?
A

保証年数は、工事の話。不具合に対して対応する年数。
耐用年数は、塗料の話。次の塗り替えが必要になるまでの年数。

Q
工事期間はどれぐらい?
A

一般的に10日~2週間程度

Q
外壁塗装におすすめな工事時期は?
A

地域によりますが、一般的に天候が安定している春(3~5月)と秋(9~11月)がおすすめです。

Q
寒い時期(冬場)は塗装できないの?
A

使用する塗料には、施工できる最低温度が設定されていますので、それを下回る場合は施工できません。
無理やり施工してしまうと、不具合が生じる可能性が高くなります。

Q
1日で上塗り「2回塗り」が終わったと言われた。乾燥時間は必要ないの?
A

各塗料に乾燥時間(養生時間)が決めてあります。作業人数や手順、季節・気温にもよりますが、一般的には「1日1工程(1日1回塗り)」が基本です。

Q
外壁の仕上げは、同じ色を2回塗り重ねるのが基本だと思うが、本当に塗ったのかを確認する方法は?
A

「工程写真の提出」や、実際に「使用する塗料の缶数」と「使用した缶」を見せてもらうと確認することができます。

Q
外壁塗装の工事中にお茶出しは必要なの?
A

必要ありませんが、気になる方は業者さんに相談してください。

Q
外壁塗装の工事中に気を付けることは?
A

足場が設置されるので、2階の窓の戸締りを忘れずにしましょう。
また、洗濯ものが干せなくなるケースが多いので、部屋干しやコインランドリーを利用しましょう。

Q
隣近所に工事のあいさつをした方がいいの?
A

業者も工事前にあいさつを実施しますが、お客様自身でもあいさつをしておくと良いでしょう。

Q
外壁の色選びのコツは?
A

「A4サイズ」の板(塗板)に、気に入った色を塗ってもらい、晴れた日に外で確認して決めましょう。塗板で見たら少し濃いかなと思うぐらいが、イメージに近い色味で仕上がります。


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